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2012年M&A状況について
株式会社アミダスパートナーズ
2013/3/1

1.2012年実績

 2012年日本関連のM&Aについて、各調査会社様の公表は以下の通りです。

 株式会社レコフデータ様調査によれば、2012年度の日本企業が当事者となるM&A件数は1,848件で、金額は11兆2,831億円、トムソン・ロイター社様によれば、2012年の日本関連M&A公表案件は、件数で2,729件、金額で14兆円、ディールロジック社様によれば、日本国籍である企業や資産等を対象としたM&Aは、件数で2,529件、金額 $102.7bn、日本国籍である企業による海外企業や資産等を対象としたM&Aは、$110.2bnとのことです。いずれの調査会社の公表においても、件数、金額ともに増加しています。一昨年からの傾向ではありますが、クロスボーダー案件の増加が顕著です。昨年は、ソフトバンク様によるスプリント・ネクステル・コーポレーション社買収、丸紅様によるガビロン社買収、ダイキン工業様によるグッドマン・グローバル社の買収など大型のクロスボーダー案件が多く公表されました。2012年下期の主要な案件については以下の通りです。

2012年下期(7月~12月)の国内企業に関わる主なM&A

2.本年度M&Aについて

 本年度に入りましてからも、クロスボーダー案件は、オリックス様のロベコグループの買収、船井電機様によるフィリップスの音響機器事業買収、東海ゴム工業様によるアンヴィスグループ買収などが公表され、順調に推移しています。一方で、ウットラム・ホールディングスによる日本ペイント様へのTOBなど海外企業による日本企業への投資案件も散見されるようになってきました。

 弊社におきましても、依然として、海外での買収ニーズに関するご相談が多いのが現状です。事業を経営していく中で、国内外というのは最早問われず、様々なチャンスを如何に自社に取り込むのかが重要になってきていると感じております。勿論、カントリーリスクや為替リスク等国内とは違う視点でのリスク判断は必要です。如何にリスクを排除し、より効果的なM&Aを実行していくのかが益々大切になってきています。国内での買収同様、対象企業で働く方々のモチベーションをアップし、如何に業績の向上に繋げていくのかが今後益々問われていくのだと思います。一方で、海外でのM&A等を通じ、日本企業で働く方々の意識にも変化が生じ、より強靭な企業へと成長を遂げていくことを期待したいと思っています。

 国内においても今年は、様々な事由でここ数年積極的な取組が出来なかった案件について正面から向き合う動きが出始め、バイアウト案件や事業承継案件なども増加するものと思っています。弊社としましても、国内外を問わず、M&Aのプロフェッショナルとして、適切なアドバイスを行って参りたいと思っております。

以上

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